#6 ジェンダーフリー ANEVER × Travis Japanより
お昼に携帯を開いたら舞い込んできた嬉しいニュース。
ANEVER × Travis Japan Vol.2が公開されました✨✨
iPhoneケースに、リュック、ブレスレットやリングなどの装飾品まで、どれも花が閉じ込められた素敵なものばかり...。
#4、#5で触れたマイボトルもありました。
ANEVERのボトルは、花が散りばめられていてとても可愛くて、毎日使いたくなるような素敵なデザインでした。毎日使えば、ペットボトルなどの飲料を外で買わない分地球のためにもなります。
なんとなく地球環境問題や社会問題を解決するための行動って、頑張らなきゃいけなかったり製品のデザインや機能が低かったり、なんてイメージがあるかもしれませんが、地球や人に優しいモノやサービスであってもいくらでも魅力的なものは作れますし、魅力的だから選びたくなって意図せずに問題解決に貢献していることが理想だと思います。
なので、タイガーボトルやANEVERコラボのボトルを買った人が、使うことが嬉しくてたくさん使って、環境問題の解決にもつながったらなと思います☺️
個人的には、iPhoneケースがとても可愛くて、ちょうど探していたところだったのですが機種が合わず残念でした💧一つ一つデザインが違うそうで、とてもこだわった商品を展開しているブランドにトラジャが起用されたこと、改めて嬉しかったです。
(と思っていたら、ANEVERのインスタライブでiPhone13のケースも準備しているとの情報が!嬉しい〜!)
あと、ピアスも気になっていて、Vol.3くるかな〜とワクワクしています><♡
さて、色々と感想を書きましたが、今回はANEVER × Travis Japanより、ジェンダーフリーについてまとめていきます。
ちなみに、今回の話に関わるSDGsの目標は、ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」です。
今回はゴール5の話なんだな〜と思いながらぜひ読み進めてください😊
ジェンダーフリーとは
ジェンダーフリー:男/女の性別にとらわれず、それぞれの人間が平等に自由に選択や行動をできるようにする。文化的、社会的な差別をなくす。
ジェンダーという言葉は、生物学的な性別の違いに社会的・文化的な役割が加わったものという意味があります。
社会的・文化的な役割とは、例えば男性が働き女性は家事をする、といったイメージです。
そのためジェンダーフリーとは、男性だからこうあるべき、女性はこういったことができない、といった性別つまりジェンダーによる分け方や偏見をなくし、一人一人の意思を尊重していこうとする考え方です。
似た言葉に、ジェンダーレスがあります。
ジェンダーレスは、男女の違いそのものもなくそうとする考えです。
一方でジェンダーフリーは、男女には生物学的な違いがあることを前提として、社会的・文化的な差別をなくしていくことを目指しています。
ジェンダー問題の難しさに、社会的・文化的な差別をなくすことの正解が一つでないところが挙げられます。
例えば、宗教によってもともと男女の違いがつくられている文化もあります。この違いを差別ととるか区別ととるかもまた難しい問題です。また、社会的・文化的な差別は、国によっても異なります。ある国の「女性はこうあるべき」という偏見は、違う文化の国では全く違うかもしれません。さらに、男性と女性で少なからず体の違いなどの生物学的な違いがある以上、例えば全ての仕事の役割を完全に半分にすることも、現実的ではないように思います。
しかし、どのような場合も、違いや宗教などの理由があったとしても差別を受けたり性別が理不尽に障害になることはあってはなりません。もし体の作り上比較的男性が得意な職業であっても女性が働きたいという意思があるのならば、それを妨げる社会になってはならないと思います。
ジェンダー問題は人間を相手にしていて、一人一人違う考え方感じ方バックグラウンドをもっている以上、社会全体で互いに配慮しながら考えていくことが重要なのではないでしょうか。
日本のジェンダーフリー
日本は特にジェンダー問題について、世界的に遅れています。
今年3月に世界経済フォーラムが公開した「世界ジェンダーギャップ指数2021」では、156カ国中120位となり、2020年の153カ国中121位からほとんど変化がありませんでした。
この指数は、経済、政治、教育、健康の4分野から評価され、日本は特に経済と政治の順位が低くなっています。
残念ながら、日本の順位は先進国だけでなく、アジアの国々と比較しても最低レベルとなっています。
また、今年の6月にドイツの「ベルテルスマン財団」と「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」が作成した「持続可能な開発報告書」では、日本は165カ国中18位でした。
この報告書は世界の国々のSDGsの達成状況を採点するもので、教育や医療、産業などが進んでいる日本は比較的高い順位となっています。
しかし、達成できていないゴールも多く、次の5つの目標は深刻な課題とされています。
ゴール5 ジェンダー平等を実現しよう
ゴール13 気候変動に具体的な対策を
ゴール14 海の豊かさを守ろう
ゴール15 陸の豊かさも守ろう
ゴール17 パートナーシップで目標を実現しよう
ジェンダー平等については、女性の国会議員の数や賃金格差など、「世界ジェンダーギャップ指数2021」と同じような課題が指摘されました。
数年前には、医学部の入試で女性をわざと落としていたという事件がありました。
これは氷山の一角で、日本では見えるところはもちろん見えないところでも多くのジェンダー格差が存在しているのだと思います。
(そして私は学生なので、これから社会に出た時にその格差を強く感じるのだろうと覚悟しています。)
海外では家事育児が夫婦でしっかりと分担されている国もある一方で、日本では女性は家事育児、男性は仕事というイメージが根強く残っています。
また、イメージだけでなく、仕組みにも問題があります。
育児休暇の取得についてニュースで見たとき、男性の育児休暇はただイメージ的にとりづらいだけでなくそもそも制度が存在していないという話が挙げられていました。
男女の性別による差別をなくしていこうという思いが広がるだけでなく、制度などの社会の仕組みも合わせて変わっていく必要があります。
ANEVER × Travis Japanからみるジェンダーフリー
2021/8/19のサプライズ。
「ANEVER」のモデルにTravis Japanを起用✨
同時に公開されたコンセプトムービーでは、無機質な形や表情の中に、花に見立てた一人一人の個性や色が表現されていました。
そして、こちらの動画の概要欄には、”男性アーティストの起用は、ブランド初。ジェンダーフリーに愛用してほしいという願いを込めました。”とありました。
(ブランド初😭ジェンダーフリーにトラジャが起用😭というファン目線の思いは置いておいて...笑)
Vol.1のTシャツやスウェット、エコバッグ、コンセプトムービーはどちらかの性に偏ったり強調したりするような商品やイメージではなく、自分の好みに合ったデザインを選んで自分の個性や色を表現できるものでした。
ジェンダーフリーをより感じたのは、Vol.2の商品。
ネックレスやリングをはじめ、花柄を多く取り入れたデザインになっています。
デザイナーの森永邦彦さんはVol.2の動画の中で、「花というと女性らしい印象と思われがちだが、花自体はジェンダーによらないもの」とお話しされていました。
今の社会に生きる中で、花柄は女性というイメージが出来上がってしまうのかもしれません。
ですが、そのイメージにとらわれず、自由に自分の個性を表現していく、そんな願いがこの商品には込められているように感じました。
ネックレスといえば、一時期しめまちゅ(七五三掛龍也/しめかけりゅうや、松倉海斗/まつくらかいと)がパールのネックレスをしていました。
おしゃれさんなまつくがパールネックレスをつけはじめて、しめちゃんも良いと思って身につけたそうです。
しめちゃんがレギュラーを務めているとちぎテレビのイブ6プラスでは、パールネックレスをつけたしめちゃんに対して、だいじさんが「男性でもパールのネックレスをつけるのはおじさんの頃にはなかった(ニュアンス)」と仰っていました。こうしてトラジャが性別にとらわれず自由にファッションを楽しんでいるのは素敵だなと思います。
ANEVERのホームページのABOUT「花の一瞬を永遠に」では、ANEVERの製品について、"ひとつとして同じものはない花のひとつひとつの違いを大切にする"という思いが込められていました。このひとつひとつを大切にするという考え方に、ジェンダーフリーに通じるものを感じます。
こうして性別関係なく、一人一人が欲しいもの身につけたいものを選んでいけるジェンダーフリーな社会に向かっていくこと、そしてその実現にTravis Japanが選ばれたことが嬉しいです。また、やはりこうしてジェンダーフリーのような問題と影響力のあるアイドルが関わることで、今まで問題意識をもっていなかった人、ジェンダーフリーという言葉を聞いたことがなかった人が知るきっかけになっているといいなと思います。
まとめ
今回はANEVER × Travis Japanより、ジェンダーフリーについて書きました。
まだまだ課題の多いジェンダー問題ですが、個人を大切にする世の中が実現
することを願います。
そしてトラジャ担としては、これからもジェンダーにとらわれないトラジャの活躍も見られるといいなと思います☺️ Vol.2は特に気になる商品が多かったので、渋谷の店舗に足を運んでみようかな♪
萬年堂の金平糖と福寅🐯✨
#5 NO・プラスチックごみ
#4の続きです。
私の興味のある分野が資源循環、ゴミ、プラスチック、ということもあり、#4で4つ目の目標、NO・プラスチックごみについて書き出したら、他の目標の比でないくらい長くなってしまって(^_^;)
なのでこの#5で個別に書いていきます💨
今回はタイガーカスタムボトルのNO・プラスチックごみの取り組みをきっかけに、プラスチックの問題点やマイボトルが必ずしも環境に優しいわけではない理由などについて見ていきます。
続きを読む